「タメ口」とは?使い方と注意点を例文を用いて解説!

1.「タメ口」とは

「タメ口」とは、「です」「ます」などの丁寧語を使わない話し方・敬語を使わない話し方のことをいいます。

「タメ」には同い年という意味がありますが、同い年だけでなく、年上の人や年下の人に使うこともあります。

また、使い方によっては相手を嫌な気持ちにさせてしまうことがあるので注意が必要です。下で詳しく説明しています。

2.「タメ口」の使われる状況

「タメ口」の使われる状況について、例文をもちいて説明していきます。

友達同士

  • ひろし:おはよう!今日、映画みに行こう!
  • ゆうや:いいね!行こう!

「おはよう」「行こう」「いいね」といった言葉づかいはタメ口です。

同い年の人同士

  • 高校1年のはな:私、最近バイトはじめたんだ。
  • 高校1年のともこ:そうなんだ!なんのバイトはじめたの?

学校の同級生同士などのときには、お互いにタメ口で話すことが多いです。

年上の人から年下の人

  • 職場の部長(50才):おはよう!
  • 一般の社員(25才):おはようございます!
  • 職場の部長(50才):〜さん、この資料あとでコピーしておいてくれる?
  • 一般の社員(25才):わかりました。

「年上の人は年下の人に対してタメ口で話してもいい」と認識している人が多くいます。しかし、年上の人が年下の人にタメ口で話していい根拠はどこにもありません

たとえば職場などでは、部長や課長という役職があります。しかしそれは仕事の役割でしかありません。どんな仕事の役割だろうと、人は対等です。自分が年上だとしても年下の人に敬語で接することが、対等な関係を築いていくうえで大切です。

実際に、経営者の側から、「一方だけがタメ口を使う」という状況・慣習を変えようとしている会社もあります。詳しくは、こちらのnoteの記事をご覧ください。

年下の人から年上の人

  • バイト鈴木(55才):おはようございます。
  • 店長(35才):おはよう!あ、鈴木さん!タイムカード押したらレジまわり拭いといてもらえる?
  • バイト(55才):了解です!

このように、会社や職場では、役職が高い・勤務年数が長い人が、年上の後輩に対してタメ口を使うことがあります。

しかし、例えば、ツイッターで「年上 タメ口」と検索すると、「年下の先輩にタメ口を使われると嫌な気持ちになる」というツイートがあるように、不快な気持ちになっている人がいることも事実です。

相手に不快な思いをさせてしまわないように、どんな立場であっても、まずは敬語で接することが大切です。

医者から患者

  • 医者:そこの待合室で待っててね。
  • 患者:はい。

医者が患者に対してタメ口で話すことがあります。

しかし、医者と患者は、医者が一方的に治療するのではなく、相互作用的な関係です。

お互いに敬語で話した方が、相手に嫌な気持ちをさせてしまう可能性をなくせます

先生から生徒

  • 先生:おはよう!
  • 生徒:おはようございます!
  • 先生:〜さん、クラスのみんなに国語のプリント配っといてもらってもいいかな?
  • 生徒:わかりました〜!

このように生徒に対してタメ口で話す先生もいます。

しかし、先生と生徒の関係は、先生が一方的に教えるのではなく、相互作用的な関係です。

生徒にタメ口で話すことは”あたりまえ”で許されることだと認識している先生が多いですが、あらかじめ、一方だけがタメ口を使うことが許されている状況は、お互いの立場は対等なのでしょうか。